カボスの栄養素


すっぱい果物の栄養成分といえば、ビタミンCやクエン酸がおなじみですね。

カボスにはレモンの2倍ものクエン酸が含まれており、1個分の果汁で1日の摂取目安量をまかなえてしまえるんです。

また、ミネラルの1つであるカリウムも多く含まれています。

今回は、そんなカボスの代表的な栄養成分を、1つずつ詳しく見ていきましょう。

 

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クエン酸 食べ物をエネルギーに変える活力の元

すっぱい味の元でもあるクエン酸

実は生命が生きていくために必要不可欠な成分なのです。

クエン酸回路でエネルギーを作る

クエン酸回路

糖・脂質・たんぱく質といった栄養は、クエン酸回路という代謝の仕組みによって分解され、エネルギーに変えられます。

クエン酸は、このクエン酸回路を活発に回すために必要な、いわば燃料のような成分です。

クエン酸回路がうまく回らないと、栄養がエネルギーに変換されず、不調の原因になってしまいます。

元気な体を保つためにも、毎日継続して採るべき成分です。

また、エネルギー生産としての役割以外にも、体にうれしい効果があります。

血液をサラサラにして高血圧を防ぐ

血流の画像

糖や脂質からなる栄養は血液によって体中をめぐり、それぞれの細胞でエネルギーに変えられます。

しかし、余分な栄養が血液中に残っていると、血液が酸化したり、血小板同士がくっついたりするっことによって、血液がドロドロになってしまいます。

クエン酸は、エネルギーに変えることで余分な栄養を減らし、酸化を抑えることで、血液をサラサラにして高血圧を防いでくれます。

キレート作用でミネラルを効率良く吸収

キレート作用

カリウムや鉄分などのミネラルは、そのままではうまく体に吸収することが出来ません。

クエン酸は、そんなミネラルを包み込んで、吸収しやすい形に変えてくれます。

不足しがちなミネラルをバランス良く採るためにも、カボスをかけることはすごく効果的だということですね。

 

クエン酸は熱に強いことも特徴で、料理で加熱しても無くなることはありません。

そんなクエン酸の1日の摂取目安量は一般成人の方で2gです。

カボスならなんと1個分の果汁で採れてしまいます。

朝・昼・おやつ・夜に1/4ずつ食べれば完璧です。

ビタミンC 体の衰えを防ぐ必須栄養素

ビタミンの中でも最も有名といって過言ではないビタミンC

ビタミンCは体内で生成できないにもかかわらず、人が生きていくために必要不可欠な必須栄養素の1つです。

抗酸化作用で症状を防ぐ

ビタミンCの抗酸化作用

私たちが吸い込んだ酸素は、その一部が活性酸素という物質に変化します。

活性酸素そのものは悪いものではなく、ウイルスなどを酸化させてやっつけてくれています。

しかし、活性酸素が多くなりすぎると、DNAやたんぱく質も攻撃し始め、その結果、ガンや動脈硬化などの原因となってしまうのです。

ビタミンCはその抗酸化作用によって、活性酸素の働きを抑えてくれるので、体の酸化による症状を防ぐことができます。

コラーゲンを作って美容効果

コラーゲン効果

ビタミンCはコラーゲンというたんぱく質の生成に必要な栄養素です。

肌にハリや弾力を与えるので、美容効果が期待できます。

一方、コラーゲンは骨や細胞同士をくっつける役割を持つので、不足すると血管がもろくなり、出血しやすくなります。

これは壊血病と呼ばれ、歯茎からの出血や関節痛を引き起こします。

 

ビタミンCは水溶性で体にとどまりにくい栄養素です。

健康な肌を保つには、一気にたくさん採ろうとせず、毎食少しずつ採るようにしましょう。

カリウム 血圧を調節するミネラルの一種

汗かく人の絵

カリウムは余分なナトリウムを排出して、細胞内の水分量や血圧を調整する役割を持っています。

塩分を取り過ぎてナトリウムが多くなると、体はそれを薄めようとして水分をたくさん取り込みます。

そうすると細胞が膨らんで血管を圧迫し、血圧が上がってしまうのです。

カリウムはそうして増えたナトリウムや水分を、尿や汗として外に出してくれます。

また、余分な水分やナトリウムはむくみの原因でもあります

塩分を取り過ぎず、カリウムをしっかり取ることが、むくみ解消のポイントです。

栄養成分一覧表

下の表は、果汁100gに含まれる栄養です。

果汁100gというと、おおよそカボス3個分になります。

ビタミンCの推奨摂取量は1日あたり100mgなので、カボスだけで採ろうとしたら6個以上食べないといけません。まぁ無理がありますよね。

そもそもビタミンCやクエン酸などの栄養素は、一度にたくさん採れば良いというものではありません。

カボスはあくまでも脇役として、料理にかけたり、おやつに使ったり、ジュースにして飲んだりと、少しずつ定期的に採り続けるようにしましょう。

出典:文部科学省 五訂日本食品標準栄養表農林水産省
栄養素 カボス レモン
エネルギー 25kcal 26kcal
水分 90.7g 90.5g
たんぱく質 0.4g 0.4g
脂質 0.1g 0.2g
炭水化物 8.5g 8.6g
灰分 0.3g 0.3g
飽和脂肪酸 0.02g
不飽和脂肪酸 0.04g
コレステロール 0g 0g
食物繊維 0.1g Tr
クエン酸 6g 3g

ビタミン

ビタミンC 42mg 50mg
ビタミンE 0.1mg 0.1mg
ビタミンB1 0.02mg 0.04mg
ビタミンB2 0.02mg 0.02mg
ビタミンB6 0.03mg 0.05mg
ナイアシン 0.1mg 0.1mg
パントテン酸 0.15mg 0.18mg
葉酸 13μg 19μg
βカロテン 10μg 6μg

ミネラル

カリウム 140mg 100mg
ナトリウム 1mg 2mg
カルシウム 7mg 7mg
マグネシウム 8mg 8mg
リン 8mg 9mg
0.1mg 0.1mg
0.03mg 0.02mg
マンガン 0.04mg 0.03mg

 

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